かつてのワタシは
硬い殻に守られてたキミが
うらやましかった
おかあさんにあたためられて
生まれてきたキミ
温めてもらえないと
生まれなかったキミ
温められなければ
キミとしての形に
ならなかった黄身
ワタシは?
生まれても
よかったのだろうか
こころから誰かに望まれたから
この世界のなにかに祝福されたから
生まれたのだろうか
必ずしもイコールはナリたたない
よくそんなオモリを
かんじていた
硬い殻で守られたキミ
それを自分の力でわって
でてこれたキミを
まぶしくおもった
ワタシは?
じぶんにもみえない殻が
ぶあつくあって
うまく外のくうきが
感じられないマイニチだった
キミが ただただ
今を感じる楽しさを
しめしてくれるたび
だんだんと
今を感じてもいいんだと
思えるように
なってきたよ
いまはもう
ココには いないキミに
こころからの
敬愛を込めて

